塗材・左官材 > モルタル: モルタル金コテ押え

リリカラは、空間を彩る様々なアイデアで、新たなインテリアを創造しています。
 
1907年にスタートを切ってから今日まで、壁紙で初のグッドデザイン賞を獲得するなど、先見的デザインと、テクノロジーで、インテリアの先端を歩み続けてきました。
 
常に新しいデザインと付加価値機能商品の開発・供給に取り組み、建築・インテリア業界から高い評価を得ております。

リリカラ

TECTUREに登録された戸建住宅をご紹介します。国内外の建築家・設計士が意匠を凝らしたさまざまなデザイン・スタイルの戸建住宅を登録しています。新築・リノベーションなどの工事種別、木造・RC造などの構造、TECTUREでは様々な軸から検索することが可能です。

戸建住宅

高知県の東に位置する村、芸西村。太平洋を目の前に見下ろす丘の上の住宅である。海沿いの国道から細く曲がりくねった急な坂道を上がる。地形に沿って木々や家屋が建ち並び、そこを抜けると敷地が広がっている。地理的な広大さ、環境の多彩さ、ここに住むおおらかな息づかいが聞こえてきそうな、そんな場所をクライアントは探し続けた。建物は南北に長く、天井高や床のレベル、凹凸のある平面などリズミカルに配置して空間を分節し深い庇で包み込む。２階のヴォリュームは、海を覗き見るかのように１階の大きな屋根からニョキニョキと突き出ていて、リビングとダイニングが緩やかに土間空間でつながり、分節されたそれぞれの空間からは海を眺めることが出来る。リビングには南東面に大きな開口部を計画し、木製の建具を開ききると床から伸びたデッキと深い軒の間には自然が広がった外部空間が切り取られると同時に、海風と陸風を取り込む「風の道」になる。そこは地域の気候や風土をとらえ、秩序を与え、命を吹き込み生き続けていくだろう。

芸西の丘の家