パナソニック ライフソリューションズ社

野口装美

寿々源

時を忘れくつろぐ本当の贅沢を、家で。

やや硬めとはいえ適度に身体が沈み、ロータイプなはずなのにきちんと背が支えられている。クッションを枕にし横になれば、ベッドの上にいるかと錯覚するほど安心して身体をあずけることができてしまう。ずっと楽しみにしていた映画を観ようか、それとも、ゆったりとした音楽でもかけて読みかけの本でも読もうかー。ウトウトしてきたら、そのまま眠ってしまうのもいいかもしれない。それにしてもなんてゆったりと時間が流れているのだろう。いつもの、家の中なのに。「低く、広く、かっこよく」というコンセプトのDecibelシリーズの中でもより豊かなくつろぎを求めたDecibel Traditional。空間を広々と魅せるデザインと座る人の心を解きほぐす快適さが織りなす時間は、まるでリゾート地でゆったり静かにくつろいでいるかのような贅沢な時間を思わせてくれます。

NOYES

木材 > 一般木材 > ラーチ（カラマツ）

アルミダイカストセード ホワイト

TECTUREに登録されたその他住宅をご紹介します。国内外の建築家・設計士が意匠を凝らしたさまざまなデザイン・スタイルのその他住宅を登録しています。新築・リノベーションなどの工事種別、木造・RC造などの構造、TECTUREでは様々な軸から検索することが可能です。

その他住宅

名古屋市内に建つシェアハウス。南側に建てられた既存棟と同じ施主による2棟目。1棟目はシェアハウスのプロトタイプが提案されたが、今回は場所性を意識した。シェアハウスはパブリックとプライベートが明確に分かれていることが多い。街というパブリック空間に対しては閉じ、内側にのみ濃厚なコミュニティ空間がある。その内部のコミュニティ空間は人が集まる共有部と、ひとりになれる閉じた個室で構成される。しかし、パブリック空間にも個の活動が生まれ、プライベート空間にもパブリックが感じられる場がある方が、生活の自由さを生むと考えた。

■生活感のない大きな箱をつくると街に圧迫感を与え、シェアハウスの生活が分からないことが地域住民を不安にする。そこで個室を雁行配置し、小さな庭を周囲に分散させ、個人の生活が街と少しだけ接点を持つようにしている。分割したボリュームには周辺住宅と同じような勾配を付け、小さな住宅が集合して建っているような佇まいで街のスケール感を連続させた。
■1棟目の裏庭を2棟目で挟み込み、双方の中庭としている。積極的に使われていなかった裏庭に対して、平面に凹凸をつけ、共有する畑を設け、1棟目の住人も浴室を使えるようにして程よい距離感を保ち、自然な交流が生まれるように考えた。
■共用部における個人の居場所をつくった。分割された切妻屋根をそのまま内部で勾配天井とし、高さを活かした「開放的な共用部」と、低く抑えられた「落ち着きのある個室」をつくり出した。その両方を繋ぐ中間的な領域に、他人の存在を感じながら一人でいられる場所や、共用部に個人の所有物が溢れることを促す装置が必要と考えた。

職住が分離し、応接間が消えた現代において、住宅はプライベート空間のみになりつつあるが、パブリックとプライベートを内包するシェアハウスは街に開ける可能性がある。


庭のあるシェアハウス

登録されている商品

LGB87030

特注造作材高密度ウレタンフォーム

特注キッチンカウンターラーチ合板

特注キッチンカウンター天板セラミックタイル

Decibel Traditional ワイド3人掛け両ひじ

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