水性コンクリートステイン塗料

グレージュ

1993年創業のコンクリート基材用の国産塗料メーカー。コンクリートに防塵強化を施し、メンテナンスを簡易にする塗料「ダストプルーフシリーズ」や床・壁をステイン調にカラーリングする「アクアカラー」など無機質なコンクリート空間にデザインする選択肢を増やし、その空間で暮らす人々の生活を豊かにするお手伝いをしています。ヘアークラックに超微粒子セメントを充填するだけで目立たなくする「クラックフィラー」などの補修材も開発。

AFJ株式会社（旧アシュフォードジャパン株式会社）

木毛セメント板(もくもうせめんとばん)とは、リボン状に細長く削り出した木材をセメントペーストで圧縮成型した建材です。

木毛セメント板は関東大震災後、塗り壁の下地材用の建材としてドイツから輸入され使用されるようになりました。

木毛セメント板が震災の復興物資として使用されるようになったのは、関東大震災では建物の倒壊による死者数よりも震災時に発生した火事による死者数が圧倒的に多かった為、耐火性がある建材が必要とされたからです。

ヨーロッパでは、それより遙か以前から多く使用されていましたので、100年以上の歴史を持っています。

当社では、100年前に使用されていた木毛セメント板の当時の様子が分かる情報は持ち合わせておりませんが、数々の実験などで長寿命であり、いろいろな性能を持つ建材であることを確認しております。

竹村工業

TECTUREに登録されたカフェをご紹介します。国内外の建築家・設計士が意匠を凝らしたさまざまなデザイン・スタイルのカフェを登録しています。新築・リノベーションなどの工事種別、木造・RC造などの構造、TECTUREでは様々な軸から検索することが可能です。

カフェ

irodori.は一般社団法人irodori.が運営するカフェとレンタルスペースの複合施設である。
既存建物は築30年ほどの木造戸建てであり、コの字型平面で中庭のある特徴的な建物であったが周囲に対して閉ざされた印象で中庭も薄暗く感じる建物だった。
リノベーションにおいてはコの字型の平面という特徴と中庭を生かし、中庭を介しながら入り交じる抜けを設けることで空間に広がりを作ることを目指した。

まず開口部については特徴のあるやわらかいアーチの形状が向かいの部屋にも連続し重なることで部屋同士の関係性をつくりながら奥行きと抜けをより感じられるように計画した。
またエントランスにおいてはスロープ横のベンチを兼ねたタイルが内部までディスプレイ兼階段踊り場として連続するような構成とすることで内部と外部の関係性をあいまいにし、まちとつながる開かれた空間とした。既存の吹き抜け位置に階段を移動しアプローチから見える階段とすることで連続しながら一筆書きで登れる空間とし、広がりを感じながら外部と1階2階の空間がつながる構成とした。また一体となった吹抜けから暗かった1階に明るい光が入る開放的な空間とした。

内装においてはグレーの落ち着いた空間という要望に対し、木毛セメントを用いることで空間の密度を作りつつ吸音作用により周囲への音を配慮する素材を選定した。その他の部材についてもグレーを基調としながらも大きく色をつけるのではなく僅かな彩度を与えシンプルな空間に小さな彩りを散りばめた。


irodori.

登録されている商品

アクアカラー for wall - グレージュ

木毛セメント板