• 圭/KEI

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    ツヅキ

    大地が育んだ「魅力」を最大限に 環境にやさしい独自の手法で製品づくりを実現  【稚内珪藻頁岩 圭 KEI】

    約1,200万年前、日本列島が形成されるよりずっと昔、 北海道稚内では深い海で繁栄した微細な植物プランクトン珪藻の遺骸が海底に堆積。 堆積した珪藻の遺骸が地上に隆起する際、大きな地圧や地熱が加わって変成したことで頁岩化し、岩石となりました。 同じ時期に形成された珪藻土は国内各所で採掘されていますが、 稚内宗谷地区で採掘される珪藻土は、「稚内珪藻頁岩」と呼ばれます。 珪藻土には、珪藻が持っていたガラス質の殻に沢山の穴(細孔)がありますが、 稚内珪藻頁岩と他の産地で採れる珪藻土の大きな違いは頁岩化したことにより大変小さな穴(細孔)が無数に存在している点です。 そのため一般的な珪藻土と比較すると、細孔が多い=表面積が大きいため、吸放湿の機能に優れています。 また生活する上で発生するトイレや生ごみの不快なにおいを消臭し、さらに表面に付着した菌やウイルスの低減といった効果もあります。 わたしたちは、この多様な機能を持った素材のちからをそのままに、かつ多量のCO2排出を避けるため高温焼成せずにパネル化し、再利用も可能にしました。 原料は全て国産かつ自然素材、国内で製造しております。素材をそのまま表現するため、あえて着色等の加工は行っておりません。 「圭」の名前の由来は「土」を二つ重ねる事により、採掘される稚内の地層の様子や大地の恵みを表現し、自然の力強さや雄大さなどを感じて欲しい、という願いが込められています。

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