
沖縄県宮古島市に設計したテナントの計画です。設計与件としては 4 区画を平屋で計画すること。加えて各テナントの面積も決められていました。ただ、求められているテナント面積に対し敷地面積はある程度余裕があったので、テナント以外の敷地をどのように計画するかを主に検討しました。 計画としては各テナントを分散配置し、各方向に風が抜け、視線が通るような配置としています。そしてそれらテナントをパーゴラのような、深い梁のような大きな構造体を架けて繋いでいます。それら構造体が架かった中庭を中心として各テナントへのアプローチを設け、開口を開いている計画です。 この大きく強い構造体が中庭に明確な影を落とし、時には淡く光る屋根となります。自然の光の変化を繊細にひろってくれるような役割です。大きな空に単純な構造体を架けることで空を再認識するような、光を鋭敏に感じられるような中庭となります。そんな中庭越しに見える街の風景や、時間の変化のリズムを取り込んだ建築です。
3