
はじめに考えたのは、日々様々な空間が生まれているこのデザイン業界においても重要なのはデザインの鮮度を保つこと=新しく真似ができないデザインだと常々思っております。 そうすると“新鮮なデザインってナニ?”“Wowと言わせるには?”等の未来の空間を考えながらキリが無い疑問が次々浮かんでくる中、数々のアイコニックなワインセラーを所有するHUGE空間に新たに加えるべく、今までに無い手法のワインセラーを表現することで簡単に真似できない=デザイン鮮度を保つ問題を解決できると思いました。 2フロアの箱なので吹抜けを作りたいと要望をいただいていたので、最初のミーティングで『吹抜け部分に上下階を突き抜ける見たことないワインセラーを天井から吊りたい』と単純明快な答えに対し承諾いただき、それを軸とし当時/未来の世界情勢と移り変わっていくデザインの中に見出す普遍性を【混沌と確信】のデザインコンセプトにした。 店内には混沌とする不規則な天井の造形物や迷彩柄のウォールペイントで表し、昔から使われているマテリアル自身の持つパワーを最大限魅力的な使い方と11年間リゴレットで培ってきたレイアウトで確信を表現しました。 まだまだ語ることは出来るのですが、文章だけで読みとき理解したつもりになる現代的な方法ではなく、重要な事はアナログ的に体験し体感したことを自身で読み解く事だと思いますので、まずはAC/DCのように変わらないけどモダンな要素を取り込む事で、どこか懐かしくもアリ新しい【混沌と確信】な居心地の良さも同居している空間に脚を運び体感していただけることを願っております。