
DATA
- ビルディングタイプ
- 共同住宅・集合住宅・寮
- 工事種別
- 新築
- 延べ床面積
- 489.24㎡
- 竣工
- 2020-03
CREDIT
- 設計
- 川嶋洋平建築設計事務所
- 担当者
- 川嶋洋平、本村健介
- 施工
- Co’z工房沖縄
- 構造設計
- yAt構造設計事務所
- 撮影
- 藤井浩司
沖縄県宮古島市に設計した地上4階建て、全6戸の集合住宅の計画です。敷地は決して広くなく、駐車場を求められていることから1階を駐車場とし2、3、4階に各住戸を配置しています。4階建てとはいえ6住戸のためにEVを設けることは—予算的にも厳しいため、代わりに4階まであがる共用階段をどのように設計するかを主に検討しました。 計画としては異形な敷地に準じて建物ボリュームを2つに分け、そのボリュームの隙間を抜けるように進んだ敷地奥に共用部の庭と直通階段を配置していま。共用の庭は対角線を横断する大きな壁で2つに分けられ、1つは周辺に大きく開いた外庭、もう一方は中に閉じた内庭とすることで、なかば強引に周辺環境との接し方に変化をつけています。そして横断する大きな壁に添うように折り返しの直通階段を設置することで、上り下りの際に外庭と内庭の2種類の外部をグルグルとまわるような動線を設計しています。 階段をぐるぐると折り返し進むたびに少し薄暗いジメッとした静かな内庭とカラッと明るい外庭が日常のシークエンスに変化を与えます。EVで瞬く間に切り替わるシーンではなく、階段を上り下りする必然的な動線のシークエンスが、日常の生活の中で少し贅沢なリズムとなればと思っています。