ビジネスホテル・テナントビル・オフィスビルが建ち並ぶ那覇市の中心部に位置する久米。国道58号線から1本入った通りの角地に敷地はある。 国内外から来沖される方に沖縄を堪能頂き、好きになってもらう。そのために喜びを提供する施設としてホテルの計画をクライアントは希望された。 デザインコンセプトはミッドセンチュリーと沖縄の融合。 内装は素材感に拘り、木質の壁や天井や床、そして塗壁を採用。そしてビビットなブルーのタイルを各部屋に施している。 ファサードは基準階が何層かで存在する特徴的な形状となった。道路斜線制限による天空率の検討によるもので敷地のポテンシャルを最大限に検討した結果である。 中層・高層階からは街並みや遠くに海を望むことができ、低層階には幾何学模様が美しいオリジナルの花ブロックを用いたスクリーンで覆った。さながら沖縄特有のアマハジのような空間を想像させる。 建物を目印に多くの人を招き入れ、沖縄と人をつなぐ拠点としての役割を果たすことを願うデザインとなった。
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