
DATA
- ビルディングタイプ
- 共同住宅・集合住宅・寮
- 工事種別
- 新築
- 延べ床面積
- 385.5㎡
- 竣工
- 2019-03
CREDIT
- 設計
- 黒川智之建築設計事務所
- 担当者
- 黒川智之
- 施工
- 林田建設
- 構造設計
- ロウファットストラクチュア
- 撮影
- 長谷川健太
通り土間によって環境と接続される集合住宅 間口が狭く奥行きが非常に長い敷地に建つ集合住宅の計画。 同様の敷地形状は都市部では多く見られるが、都内の計画においては都の安全条例上の観点から接道の優位性が高いため、住戸の間口を極小にして道路に面した計画とする傾向が強い。 ここでは住戸としての十分な間口を確保したボリュームを4つ、南北にずらしながら線状に連ねる構成としている。 ずれを利用して線状のボリュームを貫通するように通り土間を設けることで、敷地奥へと光と風を誘い、同様の敷地タイプの計画が持つ鬱屈さと閉塞感から解放された建築の在り方を実現している。