本社機能が統合されたLINEの新たな拠点である。 このプロジェクトでは、LINE のあらゆる事の価値基準である【WOW=No.1】に加えて、企業として発展し続ける現在を【第2創業期】と位置付け、変化し続ける姿勢をオフィスで体現することが必要だった。それらを実現する3つの空間戦略として、FLEXIBLE/CONNECT/SUSTAINABLEをテーマとしデザインした。 FLEXIBLE:家具のモジュール化・ユニット化を採用し必要最低限の資材で転用やレイアウト変更にも対応できる柔軟な仕組み CONNECT:さまざまな働き方でもこれまで以上に社員同士のつながりを感じられるよう、ソロワーク・チームワークの両方に対応可能な家具制作や、アウトプットとインプットが常に行えるアイデアを生むための空間づくりSUSTAINABLE:LINE仕様のサイズ規格化やエコマテリアルの採用 固定された壁や家具は極力減らし、オープンな雰囲気で社員が自律的に動かして使えるような場所を多く設けている。また、カジュアルで素材そのものの質感を活かしたインテリアにより、新たな挑戦を続けていくLINEらしいイメージを表した。 組織変革、働き方、社会情勢など様々な変化にも適応して発展し続ける、社員の挑戦するマインドを育むオフィスとなった。

クレジット

  • 設計
    LINE Space design team、造作家具:株式会社乃村工藝社、内装工事:株式会社ザック、サイン・グラフィック:株式会社アド工芸、スチールパーティション:株式会社オカムラ、キャラクター制作:株式会社アレグロ、セキュリティ:株式会社NKC、セコム株式会社、AV設備:株式会社映像システム、植栽:株式会社野沢園、LAN,NWラック:三機工業株式会社、電気:竹コミュニケーションズ株式会社
  • 担当者
    LINE株式会社:KimNamWoo、美奈川容、佐藤晋平、谷川敬、荻野沙耶 株式会社乃村工藝社:柏瀬久子、江藤沙耶香、テルノボルスカ ビクトリア、荻原充隆
  • 施工
    三菱地所プロパティマネジメント株式会社
  • 撮影
    ナカサ&パートナーズ

データ