
滋賀県の自然に囲まれた中に、少し都会的なオフィス 今回の計画は、滋賀県栗東市の街から少し外れた田園風景の中にある倉庫を リノベーションしてオフィスとして利用する計画です。 モルタルの掻き落としで仕上げた外壁は、周囲の環境にも馴染みつつ、少し 都会的な印象で違和感を与えています。ほんの少しの違和感を与えることで 人の目にとまり印象にのこるデザインとしています。 内部は、打ち合わせスペースとワークスペースを天井高や色調により緩やか に分けています。光がふんだんに入る外をイメージさせる打ち合わせスペース はタイル張りの床で海外のアトリエのような印象に仕上げています。 打ち合わせスペースは、心地よさの漂う空間となっており、ワークスペースは、グレーと木を基調とし落ち着きのある空間としました。 天井高と色調で空間を分けることにより、一体的ではありますが、それぞれの 用途にあった空間づくりを行いました。訪れる人の心に残るような空気感と 心地よさを与え、働く人への居心地の良さも与える空間となりました。