WHILL_OFFICE_TENNOZ

ビルディングタイプ
オフィスインテリア

DATA

CREDIT

  • 設計
    インテリアデザイン:たしろまさふみデザインルーム
  • 担当者
    たしろまさふみ
  • 施工
    シービーケー
  • 撮影
    繁田諭(繁田諭写真事務所)

WHILLはパーソナルモビリティの開発を軸に移動スタイルの提案を行うベンチャー企業である。 以前は業種ごとの建物、部屋に分かれていたメンバーたちが、新オフィスではひとつの空間に混在することになった。 あるひとはPCや書類に向かい、一方ではマシンの分解や組み立てで工具を扱い、社内でWHILL機を乗り回す。オフィスの使い方にも人それぞれの生態があるようだった。 それらをごちゃまぜにした混乱が、アグレッシブなパワーのひとかたまりとしてあらわれるように、デスクエリア全体はオーバルトラックと薄膜でやわらかく包まれた。 オーバルトラックはこのフロアで最も有用なWHILL機の走行軌跡を写しとった走行コースになっていて、ここを自動運転WHILL機がぐるぐると走り回る様子は象徴的なものになっている。 家具には主に天然木を使いながら、電源、照明などもカスタマイズを前提としている。 汚れ、傷、改造、あるいは悪戯、といったような変化を容認する家具としてあるように。 他人行儀でなく、自分のオフィスとしてあり得るために、多様なメンバーがそれぞれに巣作り、あるいはマーキングをしてほしい。それはきっとまた豊かな混乱を起こすだろうと思う。 たしろまさふみ

物件所在地

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