
PROJECT MEMBER
この建物は、宿泊と食事、文化的イベントを発信することを目的とした施設です。 もとは築170年余りを受け継いできた古い旅館であった、佇まいは残っていたものの、設備が古くお客様を満足させるには難しい状況でした。 改修にあたり、この施設は宿泊施設に留まらず文化的な情報発信も含めた古き良き京都を体現させる施設へと計画された。 宿泊できる部屋はなるべく時代を残し表現する。 設備は快適性を更新させる。 部屋だけでなく、くつろげる場も新たにライブラリーと称し読書室も兼ねた場を設けた。 宿泊せずとも美味しい料理も提供するためにカウンター席を用意した。 文化的発信として茶会、アロマ教室、金継ぎ体験、旅館所有の美術品をもとに学芸員のもと、美術品講評会などできる場も計画されている。 この古建築も何度も増築されて、構造的には決して合理性に富んだ建物ではなくどちらかと言うと非合理的建築ではあったが日本建築の特性でもある普遍性、汎用性に授かり部分的な補強により今も佇んでいられる。
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