計画と雰囲気

ビルディングタイプ
養護施設・福祉センター

PROJECT MEMBER

DATA

CREDIT

  • 設計
    アンビエントデザインズ
  • 担当者
    石黒泰司, 和祐里
  • 施工
    長岡商事株式会社
  • 撮影
    千葉正人

介護老人保健施設の改修計画。 これまで通所サービスに使われていたワンフロアを入所サービスへ改修することが求められた。入所サービスは介護のみならず、一定期間の居住環境を提供するものである。そこで、基準法上の”用途区分”や通例的な意味合いでの”施設”としてではなく、入居者がくつろぐことのできる空間を目指したいと考えた。 一方で、建築基準法の用途区分から求められる法規制の問題や、施設という性格から発生する運用の問題を無視することはできない。そこで、規制や運用の問題を達成する「計画」と、生活の場をつくる「雰囲気」を重ねるように設計することを目指した。 具体的には「計画」をおこなうのは平面図(壁の位置)、「雰囲気」をつくるのは天井伏図、詳細図、家具図、サイン図(垂れ壁、建具の納まり、家具、サイン)というように、空間を構成する要素の設計に対して、意味・役割の仕分けをおこなった。壁の位置は施設の運用上、考慮されるべき出来事や、法規制から求められる仕様を”計画する”ように、それ以外の部分については一般的な施設の常識をあえてずらすことで、機能性を担保しながらも、どこか施設とは違う”雰囲気をつくる”ように設計した。 所在地:広島県

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