セルリアンタワー東急ホテル

ビルディングタイプ
ホテル
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356
日本 東京都

DATA

CREDIT

  • 設計
    観光企画設計社
  • 担当者
    若本俊幸、石田昌子、五十川栞
  • 施工
    株式会社 東急Re・デザイン
  • 撮影
    セルリアンタワー東急ホテル

2001年、渋谷駅からほど近い桜ヶ丘町に建設された高層複合タワー「セルリアンタワー」と、ラグジュアリーホテル「セルリアンタワー東急ホテル」。渋谷を代表するランドマークの一つとして「24時間世界に情報と文化を発信する国際交流拠点」となっている。 その象徴的なタワー建築と、次世紀に伝えるべき大切な日本の伝統要素、「日本の伝統色、模様、素材、光」などを選択し現代的に解釈創造したデザインコンセプトに基づいたホテルインテリアの設計を手掛けた。開業後も現在に至るまで、ホテルインテリアは当初のデザインコンセプトを継承しながらハード・ソフト両面において時代のニーズに対応するよう、丁寧にリノベーションを行っており、その設計にも携わってきている。 2019年春にはスイートルームを含むエグゼクティブフロア改修を終え5カ年に渡る客室改装計画の全客室リニューアルを完了した。スイートルーム改修に際しては従来の宿泊利用のみならず、会議やインタビュー、撮影等、控室が必要なメディア利用を想定し、リビングとベッドルームをセパレートで使用可能なプランに変更している。また国内外の富裕層をターゲットに一般客室をスイートにコンバージョン(転換)し、ボーダレスな時代に合わせマルチ機能を備えた新しいスイートの増室を図った。眺めのよい窓廻りにはカウンターバーを設置、可動式の椅子や小テーブルでモバイル時代に合わせて場所を選ばず、多彩な使い方ができるよう配慮した。ベッドルームには眺望を楽しみながら過ごせるビルトインソファを採用。ラウンジスペースとして、また仕事の合間のデイベッドとしてマルチに利用できる。 デザインコンセプトはホテル開業時に定めた「選択・伝統・創造」を踏襲し、モダンスタイルの中に和の伝統を取り入れる手法を継承。「上質な素材感」「絵になる空間」「日本文化に触れる」をテーマに今の時代にふさわしいフォトジェニックな空間を演出した。高層階の窓から望む空の移ろいの色「空色(セルリアン)」「藍色(インディゴ)」「暮色(ダスク)」を中心としたカラースキムと、“メイド・イン・ジャパン”にこだわった家具やファブリック類、西陣織や藍染、日本の伝統工芸品や文様を取り入れ、国内外のゲストに日本のアートの美しさを体感させるインテリアとしている。

物件所在地

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