余白を残したミニマルな空間 築40年のヴィンテージマンションのリノベーションです。住まい手の要望は二つ。「DIYで自分好みの空間を少しづつ作っていける住まい」「二匹の猫と楽しく過ごせる住まい」2LDKの間取りをワンルームに改修し、家具や建具は計画せず、必要最小限の機能を備えた可変性のある自由な空間を目指しました。 フローリングには素足歩行に適した柔らかさと天然乾燥により生まれる色艶と優しい色合いを合わせ持つ無垢の徳島杉「こもれび」を採用しています。徳島杉は断熱性、室内の調温・調湿機能、適度な吸音性、睡眠を促進する香りなど優れた特徴を備えます。壁およびアイランドキッチンにはラワン合板を用い、家主自ら天然素材由来の無着色塗装で仕上げました。 ラワン合板の壁に埋め込まれた棚柱を利用することで、様々な用途の棚を自由に設えることができます。 デスク/奥行き600、食器棚/奥行き400、本棚/奥行き300、キャットウォーク/奥行き200…

クレジット

  • 設計
    長澤剣太郎建築計画事務所
  • 施工
    シグマテック

データ