白水社 東京本社オフィス

ビルディングタイプ
オフィスインテリア
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2,486
日本 東京都

DATA

CREDIT

  • 設計
    白水社
  • 担当者
    宮﨑翔
  • 施工
    白水社
  • 構造設計
    エイプラス・デザイン
  • 撮影
    秋倉康介
  • 協力:照明
    遠藤照明
  • 協力:植栽
    ジェック
  • 協力:ファニチャー
    FLYMEe / コクヨ / 内田洋行 / オカムラ

創業75年を迎えた白水社の新たなワークプレイスを、社名が組み合わさった「泉」をコンセプトにデザインした。 次の時代に向けた旅立ちの源となり、集い帰る場所であり、各々の働く気配を一体的な空気として繋ぎ、共有する場を目指した。泉のほとりに人々が思いおもいに集まり過ごしながら、空間づくりを通した文化創造という私たちの価値を渾々と生み出し続けるイメージである。 旧証券会社のビル建築という東京・兜町らしい個性が残る環境に、「両極のバランス/両輪の連結」というCIロゴに込められたテーマを重ね、空間に落とし込むことにした。新たな空間と建築躯体本来の表情を共存させる「新規と既存」の関係性をつくり、「方形」のエントランスに、水鏡からインスピレーションを得た「正円」のサインモニュメントを配置。旧社屋の建築を写真表現によってアーティスティックに表出し、「これまでとこれから」を想起させる。 執務フロアである1階は、壁で仕切ることをせず、床高でエリアを操作。ひとつの空気感を全体でシェアするも、それぞれの視界が異なることで適度な距離感を生み、身体的なストレスを軽減させる。有機的な表層や予期せぬ仕上がりを見せる素材を採り入れ、躯体環境とも「調和」させるデザインアプローチとした。 対照的に、機能フロアである地下1階は「対比」による空間である。白くシンプルな構成の中で躯体の表情を強調しながら、彫刻や絵画、故倉俣史朗氏の名作など、個性の強いオブジェクトによって空間を表情づけている。このフロアは変化著しい兜町とのシナジーを意図し、街の機能の一部として、ギャラリーやマルチスペースなどパブリックに運用する試みがスタートしている。

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物件所在地

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