ATTIC(アティック)

ビルディングタイプ
戸建住宅

DATA

CREDIT

  • 設計
    ステューディオ2アーキテクツ
  • 担当者
    二宮博 菱谷和子
  • 施工
    かしの木建設
  • 構造設計
    久米弘記
  • 撮影
    二宮博

東京近郊の市街化調整区域内であるため、建物は樹木に覆われ隣家は無い。動物や闇夜といった外界から身を守り、室環境とメンテナンス性を優先することから、シンプルな切り妻の家型に最小限の開口部を設ける構成となった。開かれ過ぎることも閉じ過ぎることもない適度なバランスを保つため、大きな家型から、いくつかの小さな家型をかき取ることによって、内部を外部化し、外部を内部化することを試みた。2世帯の玄関を接続する土間ホールは、トンネル状のスペースとして、玄関から森の奥へと通り抜けられる。間伐材や枯れ枝を地消するために、気密性の高い住居において十分な能力を発揮する薪ストーブ「スキャンサーム」を設けた。

4