小倉北区の閑静な住宅地に建つ、地上10階建て全56戸の分譲マンションである。外郭の柱梁の構造体はアウトフレーム、逆梁を採用し、バルコニー手摺腰壁を梁とすることにより、各住戸に開放感と眺望を確保した。アウトフレームは屹立とした力強さを表現し、それに対比させるマテリアルは優しいサンドベージュとグレイッシュなタイルの組み合わせとした。外壁に当たる光と影のコントラストがダイナミックでモダンな印象を演出する。内部空間のエントランスラウンジでは、外部の四季折々のガーデンが、室内ににじみ入り、壁一面の横桟のフルハイトサッシをスライドさせれば、エントランスラウンジはガーデンと一体になる。

クレジット

  • 設計
    株式会社agアーキテクツ
  • 担当者
    株式会社agアーキテクツ
  • 撮影
    Nacasa & Partners inc

データ