MUFG PARK / LIBRARY

継承された森に、本を介し⼈びとがつながるコミュニティの場をつくる 三菱UFJフィナンシャルグループ（MUFG）は、戦後より⻄東京市内に約６haの⼟地を所有し、その北側は運動場、南側は⽊々に囲われた芝⽣広場として長年にわたり行員専用地として利⽤していた。2019年にこの場所を⼀般へ開放することを決定し、これに際して地域の人びとの交流拠点として「メッセージを付けた本を持ち寄り、その本が⼈びとをつなぎ、みんなで育ててゆく」市民から募った寄贈図書からなるライブラリの設置が決定された。これらの与条件を受けて、『継承された豊かな⾃然環境の保全』、『⾃然環境を活⽤しコミュニケーションを誘発する空間づくり』、『みんなの本棚とワークショップによるコミュニティ形成』をテーマに設計・監理・プレイスメイキングをおこなった。