
補足資料




PROJECT MEMBER
『領域内のつながり』と『領域を超えたつながり』 リクルート 梅田オフィスは、リクルート様の拠点の中でも所属する事業部数が最も多く、職種も営業・技術・事務とさまざま。関連会社含め約3,000人の従業員が働いていることもあり多様なコミュニケーションが生まれる可能性を秘めていたものの、オフィスが4フロアにまたがっていることや事業部(領域)以外の人とのつながりを持つ機会・場所が少なかったことが障壁となり、垣根を超えたコミュニケーションが生まれづらい環境となっていた。 また、各事業部の規模が大きく領域内のコミュニケーション不足も顕在化していたため、『領域内のつながり』『領域を超えたつながり』という2つのコンセプトを掲げ、新たな『つながり』を生み出すオフィスの構築を進めていった。 ゴールとしたのは「フロアを超えたつながりが生まれ、他領域に知り合いがいる状態」。 2つのコンセプト『領域内のつながり』『領域を超えたつながり』は、それぞれ執務エリアとリフレッシュスペースを表現している。 ーーー執務エリアで生まれる『領域内のつながり』ーーー 4フロアにまたがる執務エリアは、従業員を対象とした満足度調査の結果から課題を抽出し改修提案を行った。一番の課題となっていたのが会議室不足。会議形態・人数に適した規模の会議室が少なかったため、オンラインブースを新たに約90台設置し適切な会議室運用を実現した。音環境に配慮した執務エリア隣接のオープンミーティングスペースの構築やフリー掲示板の設置なども行い、積極的なコミュニケーションを促す仕様に。 ーーーリフレッシュスペースで生まれる『領域を超えたつながり』ーーー 従業員数の多い拠点に「CO-EN:公園、Co-Encounter(出会い)」と呼ばれるリフレッシュスペースを設けるリクルート様の方針に則り、東京本社に続き梅田オフィスにも新たに設置。どの事業部も自由に出入りできる「CO-EN」を38階と33階に配置し、フロアや領域を超えたつながりを生む場づくりを行った。 ー 38階「さんぱち(小CO-EN)」 開催機会の多い20~30人規模のイベントに特化したリフレッシュスペース。白とナチュラルを基調とし、入口には階数の“38”と大阪を象徴する文化の一つ「漫才」で使われるセンターマイクの定番「サンパチ」のモチーフを組み合わせたロゴを掲げている。 ー 33階「さんさん(大CO-EN)」 オフィスカウンターやコンビニを併設した大規模リフレッシュスペース。大阪から想起される4色のイメージカラーや大きな看板照明で大阪らしい賑やかさ・活気を演出。思わず足を踏み入れたくなるような空間に。 室内は半円型のカウンターを中心に以下①②の2層にゾーニングし、梅田オフィスに集まるさまざまな人・事業部・関連企業がつながることで領域を超えたコラボレーション・新たな事業が生まれる場を目指している。 ①賑わいと活気がある「きっかけエリア」 さんさん内のどこからでも見えるコミュニケーションボードと円型のカウンターで構成される。コミュニケーションボードにはイベントの案内やさまざまな取り組み、従業員の紹介などが掲示され話題づくりやインナーブランディングにも一役買っている。 ②つながったコミュニケーションをより深める「深まるエリア」 コミュニケーション深度や用途に合わせて「よりみちテーブル」「フレキシブルテーブル」「ゆったりソファー」のゾーンで構成されるエリア。4~6人での活発なコミュニケーション向け「よりみちテーブル」は、大きい通路沿いに配置し通りがかった人とも会話がしやすいようにするなど動線にも配慮。 ーーーーーーーーーー 今回の改修に際してリクルート様から環境配慮に関しても要望をいただいたため、デスクやチェア、ソファ、キャビネットなどのオフィス什器を600以上転用しながらデザインの統一感を損なわずに設計・構築を行っている。