補足資料
PROJECT MEMBER
東京の木造密集地域に建つ設計者の自邸である。都市の新陳代謝が激しい東京の住宅地に、100年先も住みこなしていけるような都市住宅を目指し、地下室、玄関と寝室、屋根裏のリビングがあるRC造と木造の混構造の住宅を計画した。コンクリートでつくられた外壁の殻の中に、木でつくられた床壁と家具を入れ込んだ構成は生活を守っていくための堅牢な全体と、生活の変化に応答するための柔軟な空間からなる都市生活のプロトタイプである。地下室から屋根裏まで、都市の中に巣をつくるように暮らしていく。