エバーフィールド木材加工場

ビルディングタイプ
工場・倉庫
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補足資料

軸組3Dモデル
ダイアグラム
構造ユニットダイアグラム
ダイアグラム
平面図
図面
断面パース
図面

DATA

CREDIT

  • 撮影
    藤塚光政 / YASHIRO PHOTO OFFICE / エバーフィールド
  • 設計
    小川次郎/アトリエ・シムサ+小林靖/kittan studio+池田聖太/3916
  • 担当者
    小川次郎/アトリエ・シムサ+小林靖/kittan studio+池田聖太/3916
  • 施工
    株式会社エバーフィールド
  • 構造設計
    山田憲明構造設計事務所

〈呼吸する建築〉 「くまもとアートポリス」プロポーザルにおいて選出され、実現した木造建築である。 設計条件として、地元産中小径材を使用すること、特殊な金物や工法を避け、地元の大工が通常行っている在来軸組工法により建設すること、さらに木材の架構自体が美しいデザインとなる大スパン木造空間となることが求められた。 木材は「生物材料」と呼ばれる。生き物のように水分が増減し、痩せ、太る。曲げやすくしなりに強い。含水率や強度のバラツキも、材料それぞれの個性として活かすことができる。こうした木の性質に根差して、木材を生物における細胞のような存在として捉え、それらが伸び縮みしつつ形成される集合体の姿がイメージされた。 ここでは、主に4寸(120㎜)角及びその半割の製材からなる3角形ユニットを単位として、これらが互いに〈支えるー支えられる〉という関係を繰り返す〈木造レシプロカル構造〉により建築全体が構成されている。 一般に、木造レシプロカル構造は屋根架構に限定して用いられることが多いが、この建築では屋根、壁を含むすべての構造部位がこのシステムにより構成されている。 ドーム状の大屋根と壁をスムーズ接合しつつ敷地境界を越えないように平面形状を雁行させる、間口の小さな敷地に大型車がアプローチしやすいように平面を隅切りして搬入口を設けるなど、意匠と構造が滑らかに連動し全体を構成する上で、柔軟性に富むこのシステムが有効に機能している。

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物件所在地

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