TEPPEN wonderland

ビルディングタイプ
オフィスインテリア
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154
日本 大阪府

DATA

CREDIT

  • 撮影
    倉本あかり
  • 設計
    M8 design studio
  • 担当者
    松尾 政人
  • 施工
    長山建築
  • 企画
    美想空間
  • 植栽
    NOOSA

大阪の鉄工所が集積する鐵のまち九条の町工場をオフィス兼コミュニティスペースへのコンバージョン。鉄の廃材活用の新規事業の名前から「TEPPEN wonderland」と名付けられたこの場所は、まちに開かれたオフィスに変貌した。 元々の工場としての天井の高い空間構成を活かしたラウンジスペースはイベントなども行えるフレキシブルなラウンジ空間に変化させた。 金物を収納する床下収納として利用されていた床開口を植栽を植えるスペースとして活用したり、既存鉄骨をディスプレイ造作として活用したりと既存の工場空間を残しながらも、一部構造的に不要な鉄骨を解体して動線を確保したりと機能面でもアップグレードさせながら更新していった。 自社商品の発表の場として、自社で扱っている鋼板を壁面意匠として使ったり、自社制作の家具や鉄製の脚なども今回製作を行った。 鉄の素材感に負けじと素材にも拘っている。 加工時に出た自社の鉄粉を酢に溶かした鉄媒染液を自作して木材を鉄染めしたり、金属塗料を外壁に使用したりなど、鐡のまち九条ならでは、田村商店ならではのデザインを取り入れている。 設計:M8 design studio 企画:美想空間 施工:長山建築 植栽計画:NOOSA 施主:田村商店 製作協力 金物:田村商店 木材:田中製材所 レンガ、木材:ALCAMONE スツール:プラモ家具3x6 x NUNOUS 壁面:SOLIDO(鉄黒) 壁紙:WhO 家具:オノエファニチャー サイン製作:fuga, pigutech 照明計画:遠藤照明 写真撮影:倉本あかり

物件所在地

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