SANU 2nd Home 一宮1st

ビルディングタイプ
ホテル
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951

補足資料

コンセプトイメージスケッチ
コンセプトイメージ

PROJECT MEMBER

DATA

CREDIT

  • 撮影
    Tatsuya Kondo
  • 設計
    Puddle
  • 担当者
    建築設計:Puddle 加藤匡毅 立川 慧  林 巧     あわデザインスタジオ 岸田一輝 安藤亮介 内装設計:Puddle 加藤匡毅 立川 慧 一場ちひろ
  • 施工
    大和ランテック
  • 構造設計
    構造設計・設計コンサルティング エヌ・シー・エヌ 大口 仁 門馬由佳

空(くう)が形をつくる Live with nature をスローガンに新しい自然との関わり・共生を実験的に進めるライフスタイルブランド-SANU-の新しいプラットフォームを千葉県一ノ宮に計画する、建築内装デザインプロジェクト(2nd home 同ブランドの会員制のシェア型宿泊サービス)である。 海からほど近い開発・整地された自然的要素の乏しい当計画地において、私たちが考えるlive with nature は「今」ではなく「これから」をつくること。 この地のSANUをきっかけに自然に対して感謝と畏怖の念をもって生きること。人と人の出逢いに喜ぶことができる未来を建築に宿していく。 海に向かい両手をひろげたようにシンメトリーに配置された建築は、その中心に日の出を迎える何もない「空」を作り出す。空は万物の起点となることを願い、人が人と出逢い自然とつながる共有の庭となる。 その庭から左右に45°の角度で配されたメゾネットタイプの宿泊部屋は隣接する部屋と50%の壁を共有することにより、退屈な建築のファサードを「でこぼこ」のある豊かなものに変えるだけでなく、隣人同士の物理的距離を生み出している。 室内における中心は生活の中で唯一のクリエイティブな場として信じているキッチンである。愛する家族と、友人と囲む食卓の時間は何にも変えられぬ一度切りの体験となる。 また、心身を清めるバスルームもここでしか味わえない光を感じる空間体験としたい。 水と光にインスピレーションを受けたSANUを通して、豊かな人生の成長と共に建築が、庭が育っていくことを願う。

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