TACUBO白金台

ビルディングタイプ
レストラン
17
1,583
日本 東京都

DATA

CREDIT

  • 撮影
    志摩大輔
  • 設計
    MASTERD co.,Ltd
  • 担当者
    増田 / 倉橋 / 荒
  • 施工
    板井工務店
  • FFEディレクション・コーディネイト
    E&Y / 松澤剛
  • 食器
    KODAMA TOKI
  • ユニフォーム
    UNIversal FORM
  • 音楽
    畑中正人
  • 音響設計
    株式会社Flysound / 福岡功訓
  • 照明設計
    大光電機株式会社 / 安東克幸 / 今西江梨子
  • 特注ペンダント照明
    L&L
  • 左官
    中野組

restaurantという言葉は「回復する」という意味のrestoreという言葉が由来だと言われている。 TACUBOの薪火焼き肉料理は、シンプルで原始的な調理法で食材本来の味を最大限に活かす料理である。 だからこそ、TACUBOの空間は、それを引き立てる空間でありたいと考えた。 床壁天井カウンター、テーブルまで、空間全てを土で覆い、1300本のワインを収納するワインセラーと薪焼きのキッチンを対面に配置し、ワイン倉庫のカーブのような洞窟空間としている。 地下の場所にあることも相まり、より原始時代の人たちが洞窟で火を炊き、ご飯を食べていた頃の臨場感やライブ感を醸し出す現代の薪焼きレストランの原形を目指した。 また、土で覆われた空間に合わせつつ、アクセントになる家具や手づくりのガラスの風合いを生かしたフラワーベース、実際にTACUBOで薪を焼く音やフィールドワークでの自然の音色などを素材として作曲家が制作した音楽、土の風合い・手の痕跡がありながらも上質さのある食器など専門性を持った方達と協業し、TACUBOオリジナルで制作することで、独自の世界観の質度を高め、高級レストランの新しい景色をつくることができた。 いろいろなものがありふれ、ゴージャスな空間がそこら中にある現代社会の中で、原始的な空間で原始的な調理法で、生産者の方が魂を込めて作った食材本来の味を味わう、そういったレストランこそが、人の気持ちを元気にさせ、充足させてくれるのかもしれない。

物件所在地

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