PROJECT MEMBER
標高1,500mの山間部に位置し、3,000㎡の森の中にあるデザイナーのための工房兼別荘。 オーナー夫妻の要望は、東京の自宅と自然に囲まれた蓼科での二拠点生活を送ること。 少しずつ高さの違う7つのフロアによる視線の違いから生まれる程よい距離感や お互いの存在感を感じ取れるような空間構成とした。 一番高い位置に蓼科山を望むメディテーションルームと主寝室から始まり 中央にスピーカーを配置したラウンジから諏訪大社の方角へ向けて建物を50度曲げ ダイニングキッチンとソファーベットコーナーを通って、7.2mの吹き抜けのリビングへと繋がる一体空間とした。 ワーキングルーム、ゲストルーム、洗面浴室はプライベートを保てるように端に配置しました。 キッチンと向い合わせのソファーベットコーナーを中心に くつろいだり、読書をしたり、窓から外を眺めたり、想像を膨らませたりしながら 素敵な発想が生まれるようになって欲しいと願いを込めました。
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