sayaka slowa clinic ginza
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「AICA 施工例コンテスト 2023」商品賞(セラール セレント) 設計:タカラスペースデザイン株式会社 湯口巌 所在地:東京都 用途:医療施設 竣工:2023年9月 工事種別:リノベーション 採用商品:セラール セレント(ディスプレイ・内壁)、メラミン化粧板(カウンター)、ポストフォームカウンター(洗面カウンター天板) ハイブランドが軒を連ねる街、東京・銀座5丁目にある美容皮膚科クリニック。 ドクター・スタッフともに女性のみ、自費診療分野で高度な専門医療に特化し、きめ細かい美容医療サービスを提供する。クライアントとの協議を重ねた結果、いわゆるクリニックらしさを排除。「優美さ、確かさ(歴史)、居心地」をコンセプトに、主要なフォルムを「アーチ・石・3段」に定めた。 クリニックでは、受付、リテール、個室待合、パウダー、撮影、処置、手術、メイクといったように、手順に沿って諸室を巡るプログラムであることに着目、「アーチ・石・3段」をベースに諸室それぞれで変奏する手法をとることで、空間のシーンと体験を群として捉える視点からブランディングを図る。主要素材に化粧板と「セラール セレント」から1種ずつの石目をセレクトし展開。水回りのポストフォーム天板にも同柄を採用し連続性をもたせた。石柄の適度な色ムラが空間の居心地を高める。アーチ凹凸に構わず石目を連続させ、切り出した石のような立体表現として塊感・重量感を演出。視線の行き着く壁面には質感を重視し、セラール セレントを採用、刻み目透かし貼りとし組積の印象をつくり、空間とディスプレイに品を加える。