諏訪の杜病院

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所在地:大分県 設計:株式会社 鴻池組 九州支店 用途:医療施設 竣工:2024/5/31 工事種別:新築 採用商品:セラール・ジョリエースE・セラールRエッジ 専門に特化した全国から患者が集まることを目指した病院 諏訪の杜病院は、ダウンサイジングしていく病院も多いなか増床をおこない、リハビリテーションと透析治療の専門に特化した良質な医療の提供により、全国から患者が集まるような病院を目指した計画。 建物は、2階建ての低層構造の2棟の構成で、本館を病院機能、理棟を厨房やスタッフエリアとし、2棟を渡り廊下でつなぐ構成となっている。ファサードは、質感のあるタイルにて管理棟は垂直ラインを強調し、横に長い本館は連続するフレーム型のデザインとしており、本館中央に車寄せにレンガスクリーンを用い全体的にどっしりとした落ち着きのあるデザインである。 待合の内装デザインについては、空間に高級感を持たせつつ明るいイメージを損なわない落ち着いた雰囲気とし病院らしさ感じさせないものとした。高級感のある濃いブラウンカラーのオークデザインのパネルを基調とし空間に締まりを持たせ、ファサードに使用したの質感のあるタイルを待合まで取り込みポイントとしている。また、ダーク色を使いつつも待合の空間は明るいイメ―ジを損なわないよう、開口部を大きくとり、ポイント以外の素材を明るいものにした。 病棟のデザインは、患者がリラックスできる明るい雰囲気を持った心地良い空間だが落ち着きのあるものとした。