Osaka Metro 中央線 夢洲駅

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所在地:大阪府 設計:大阪市高速電気軌道株式会社・株式会社安井建築設計事務所 用途:交通施設 竣工:2025年1月 工事種別:新築 採用商品:セラールセレント・メラミン化粧板・ポストフォームカウンター 『移世界劇場』 : 多彩なシーンを映し出し、移動の魅力を発信する駅 万博を契機に新しい文化や技術を波及させていく駅として、未来の駅や交通の在り方を表現し、交通の通過点としてだけではなく駅に来ること自体が目的となるワクワクする場所を目指した。これまで人々やまちを動かしてきた「鉄道・駅」だからこそ、”移動”をテーマとし、生きること、すなわち「いのち」の動きを伝えていく。訪れた人々が物語を鑑賞できる劇場のように、動きや移動を体感でき、命の鼓動を感じられる場所を実現した。地下躯体の2重壁と意匠壁を兼ね揃えたメースは日本の伝統色である”墨色”の塗装、柱・壁面に採用したセラール セレントは黒系のスプレッドメタルとし、折紙天井やサイネージなどの劇場空間を際立たせている。そのような日本に根差したデザインで構成された多彩なシーンによって人々が導かれ、訪れるたびに新たな発見がある「いきいきと動く駅」となる。 また様々な利用者に配慮し、駅構内に男女別トイレの他、多機能トイレに加えて、機能分散に主眼をおいたオールジェンダートイレも整備し、状況に合わせてトイレの選択をできるようにした。イレの壁にも重厚感があり落ち着いた色のセラール セレントを採用し、金属調の建具やサインとコントラストのある仕上がりとした。