ODELIC

bowlpond

フレーム：チーク無垢材
座面：ラタン(籐)

テーマは、次の100年に向けて作るべき家具。
ダイニングでくつろぐという日本の昔ながらの団欒の風景を現代に。
家具製造卸創業100年のサンフラワーラタンならではの最高級の素材と技術でつくりました。

村田家具

木材 > 一般木材 > スギ（シダー）: 杉赤身フローリング t=15 W150mm 無地

ファブリック、ウェービングベルト、ウレタンフォーム、フェザー＋チップウレタン、オーク(フレーム)

コンパクトでシンプルなオイル仕上げの木フレームソファ。
丁寧に加工された温かみのあるオーク無垢材のフレームは
背面から見ても 綺麗なデザインに仕上げています。
クッションはフェザーを使ったルーズな座りです。
足元もすっきりでお掃除しやすいのもポイントです。

関家具

TECTUREに登録されたホテルをご紹介します。国内外の建築家・設計士が意匠を凝らしたさまざまなデザイン・スタイルのホテルを登録しています。新築・リノベーションなどの工事種別、木造・RC造などの構造、TECTUREでは様々な軸から検索することが可能です。

ホテル

古い街並みに残る町屋をホテルの客室に改修する計画である.
徒歩５分ほどに位置するフロント棟で鍵を受け取った宿泊客は、街の雰囲気を味わいながらこの建物にたどり着くという「分散型ホテル」の形式をなしている.

設計前にここを訪れたとき、敷地に建つ築180年を超える建物群は長い歴史を感じさせた.
しかし昭和時代のリフォームによって新建材で覆われており、建物内部は新旧がいびつに混在する状態であった.

今回「建物が生き生きと使われていた時代に戻していく」というホテルのコンセプトに基づいて建物の触り方を決めていった.
傾いていた蔵はジャッキアップすることによって補正し、コンロの下に隠れていたオクドさんは当時の暮らしを偲べるように展示した.
囲炉裏の煙抜きはリフォーム時に瓦で塞がれていたが、ガラス瓦に交換することによって半世紀ぶりに室内に光を落とした.

また新建材をはがして現れたオリジナルの仕上げを出来るだけ残すと同時に、新設部分も既存の板材や伊賀の土による左官など、この場所にゆかりのあるもので仕上げている. 建具はここにあったものを活用し、洗面台には箪笥を転用した.

建物の歴史に寄り添う手法は、新しい部分と古い部分との「差異」をどう見せるかということにも表れている. 新しく使う木材は基本的に「赤身」に限定した. 一般的に入手しやすい「白太」の材が多く使われるが、「赤身」に限定することによって新設部分と既存部分とがどことなくまとまった印象を生み出す. 「白太」によって新旧を対比させるのでも、「白太」を塗装することによって既存部分に無理に近付けるのでもない、対比と調和のゆらぎの上に空間の秩序を位置づけた.

ここを訪れた人が「新しい部分と古い部分の見分けがつかない」と感じてもらえればこの試みはうまくいったのではないかと思う.


城下町の客室

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WF249

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