チェリー柄

当社の創業は、1945（昭和20）年9月。
終戦直後の荒廃と混乱の中、「復興資材として木材・製材品を生産し、日本の社会や国民の生活の再建に役立ちたい」という先人の熱い志のもと、各種木製品と床材の製造に着手したのが事業の始まりです。
創業以来、サステナブルな視点で地球環境に配慮した素材と、消費者目線に立った“質”の高い空間を創り出す製品を開発し、提供し続けてまいりました。
今後は、日本国内に留まらず、海外にもフィールドを広げ、サステナブルな視点と消費者目線のモノづくりで、これまでにない新たな機能を見いだし、人と空間・環境が調和する未来の実現への貢献を目指して、新たな可能性に挑戦し続けてまいります。

DAIKEN

TECTUREに登録されたその他住宅をご紹介します。国内外の建築家・設計士が意匠を凝らしたさまざまなデザイン・スタイルのその他住宅を登録しています。新築・リノベーションなどの工事種別、木造・RC造などの構造、TECTUREでは様々な軸から検索することが可能です。

その他住宅

練馬区石神井台にあるマンションの改修で、開放性と一体性を持たせるように、天井を再構成したプロジェクトです。

平面は6.3m×11.8mの東西に細長く、改修前は3LDKに分割されていました。各部屋には窓が一つずつあり、そこには住まいとしてのゆとりや、部屋同士の繋がりが希薄で窮屈に感じます。また既存状況や経済性とのバランスも含め、解体は最小限とし既存平面の構成を活かすようなデザインが求めれれました。そこで天井を再構成し、既存住宅の平面構成の上に水回りボリュームを中心に放射状に伸びる天井をかけることを提案しました。

天井は既存配管を避けながら必要箇所以外はRC駆体まで解体し、高さ方向への開放性を確保しました。同時にこれまで分割されていたテラス側の2室は、ベッドボードにより機能的にリビングと寝室と分けながらも、一体的な空間に感じられるように２つの窓を囲うように天井が設けられています。

斜めの天井は半分は合理的につくられ、天井の高低は直下のアクティビティと呼応するように決められています。そして半分は非合理的に決められ、相反する関係が一体となってデザインされています。またそうした記号性をもったオブジェクトは細長い住宅をつなぐものとして作用します。

部屋の中心にある木の壁は55mmと72mmの2種類の杉板を用い、扉やベッドボード等に合わせ、3段に分けてランダムに貼っています。面に適度なリズムを与えながら、壁面収納や間仕切り戸が隠蔽されています。

石神井台の住宅

登録されている商品

サーモプラス - チェリー柄